リフォームをする時期の目安って?キッチン、浴槽など耐用年数の目安ってあるの?

リフォームは10年ごとに必要という人もいれば、30年は必要ないという人もいます。

しかし折角手に入れた住宅を長持ちさせたいのなら、どんな住宅でもリフォームは必ず定期的にしなければいけません。

今回は、リフォームをする時のポイントと適切なリフォーム時期についてご紹介します。

長持ちの秘訣は水廻りのリフォームにあり!

住宅を少しでも長持ちさせたいのであれば、定期的な水廻りのリフォームは欠かせません。

水廻りとは、キッチン、お風呂、トイレの3つを指します。

木造住宅は湿気によって木材が弱ってしまいます。そして湿気部分にはシロアリが発生し、住宅を腐食させていきます。

湿気による住宅の劣化を防ぐためには、定期的に設備を取り換えリフォームし、リフォーム時には設備裏側の木材の補強や修繕も行ってもらいましょう。これだけでうんと長持ちする住宅になるでしょう。

住宅設備ごとの耐用年数は?

このように住宅設備は定期的にリフォームしなければいけませんが、それぞれリフォームに適する時期が異なります。

キッチン

キッチンの耐用年数は10年から20年程度となっており、キッチンのグレードや使用具合、お手入れがされているかどうかによって年数は前後します。

IHクッキングヒーターの場合、多くは10年ほどで寿命が訪れますので、キッチン台は交換せずにクッキングヒーターのみ交換することもあります。

お風呂

お風呂の耐用年数は少し長く、20年以上は持つと言われています。

お風呂自体は中々壊れるものではないため、住宅を取り壊すまで交換しないことも珍しくありません。

しかし前項で触れた通り、水廻りは定期的に交換しなければ住宅が腐ってしまう可能性が高いですから、どんなに長くとも30年ほどで交換するべきでしょう。

トイレ

トイレ自体の耐用年数は100年ともいわれていますが、便座部分が壊れていまったり、配管が弱くなってしまう、また古い設備では生活にあわなくなるといった理由で20年ほどで交換するのが一般的です。

トイレは価格もそれほど高くないですから、いいシステムトイレがでたら交換してしまっても問題ありません。

外装・内装のリフォーム時期は?

最後に外壁や内装のリフォームについてみていきましょう。

屋根・外壁の塗装

塗料のグレードにもよりますが、おおよそ10~15年で塗装を行いましょう。

外壁にチョーキング(手で触ると白い粉が付く)が出てきたらすぐに塗装してください。

塗装によって外壁と屋根はコーティングされ、雨風から住宅を守ってくれます。

サイディングの外壁は、つなぎ目のコーキングが痛んできたらコーキングの打ち直しもしてもらってください。

屋根・外壁のリフォーム

屋根は30年で葺き替え、外壁も20~30年で張り替えると住宅が長持ちします。

特に古い住宅の場合、断熱性能が全くない家がほとんどですから、リフォームのついでにしっかり断熱材を充填してもらいましょう。

内装のリフォーム

室内のクロスは5~10年で張り替える必要があります。

とくにリビングなど、汚れが気になる部屋は定期的に張替えをしましょう。

フローリングの寿命は10~15年程度です。

建材のグレードにもよりますが、傷が多く目立ち、掃除しても汚れが取れない気がしてきたころが張替え時期と考えてください。

まとめ

このように、リフォームはその個所によって目安となる時期が異なります。

一度に全部リフォームするのも大変ですし、劣化しやすいところから順番に少しずつリフォームしていきましょう。

リフォーム業者を選ぶときには、ネットの一括見積を利用すると便利です。ぜひ活用してみてください。

リフォームをする時期の目安って?