パナホームはおすすめのハウスメーカー?
もともと松下電工の1事業部としてスタートしたパナホームも、現在では大手ハウスメーカーとして高い人気を集めています。
もしかすると、パナホームと言うとこれといった特徴はなく、ただ単にパナソニックの商品を取り入れた住宅というイメージを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに、かつてはそのイメージ通りのメーカーでした。
ですが、近年ではさまざまな個性を持った商品を開発し、人気ハウスメーカーの仲間入りを果たしています。
また2015年度のパナホームの年間着工数は約5500棟ほどで、ハウスメーカー全体の7位となっています。
最大手の積水ハウスと比較すると半分以下と少ないですが、「エコ性能の高さ」という強い武器があります。
そのため今後さらに年間着工数は増えてゆく可能性を秘めていると言えるかもしれません。
そこで、ここではパナホームについてお話ししてみたいと思います。
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強み・特徴・評価など
パナホームの最大の強み、そして魅力は充実した住宅設備です。
もちろん、住宅選びにおいて基本的な設計や構造が重要となるのは言うまでもありません。ですが、快適に生活できる住宅にするためには、充実した設備が必要となるのです。
もちろん、後から設備を増やすことはできます。ですが、場合によってはリフォームが必要となってしまうこともあります。
それを考えると、最初の段階から住宅にマッチした設備が備え付けられているのがベストです。
また近年住宅の要素として高い注目を集めている「エコ性能」という点でもパナホームはとても優ていることで知られています。
生活を快適にするための設備だけでなく、ソーラー発電システムをはじめとするエネルギー設備も用意されています。
このソーラー発電しすてむも業界でもトップクラスの性能を誇る三洋電機を子会社化することによって、他社とは大きな差をつけています。
そんなパナホームの商品の中でも今特に注目をあつめているのが「カサート」です。
一見するとそれほど特徴的な住宅には見えないかもしれません。ですが、この商品では敷地を最大限に利用できるように工夫されています。
具体的には壁を15cm範囲で移動して設定できますので、レイアウトの自由度が非常に高いのです。
一般的なハウスメーカーの場合、コスト削減のためにレイアウトの自由度がかなり低く、それが不満だとい方も多いのではないでしょうか?
そんな不満を解消してくれる商品が用意されているという点もパナホームの強みです。
その他にも家事をよりしやすい住宅をテーマにした「ユールキア」や、年の狭い敷地をより活かすことのできる「ソルビオス」など魅力的な商品が揃っています。
もちろん、住宅としての基本的な構造もしっかりとしています。劣化してしまいやすいサイディングなどにも高品質なものを採用していますので、耐久性の面も安心です。
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坪単価、平均面積、平均金額
パナホームは商品の種類がかなり多いことから、坪単価にも幅があり、1坪あたり55万円から85万円となります。
平均すると大手鉄骨プレハブ工法住宅の中では、かなり安くなっていますので、この点を魅力的に感じる方も多いのではないでしょうか?
中でも、スタンダードなエルソラーナシリーズは坪単価55万円からとなっていますので、木造住宅と比較してもかなり安いと感じられるかもしれません。
この場合、40坪の住宅を建てるとすると、本体工事費は2200万円とかなり格安です。そこにさまざまな経費をプラスしても2600万円ほどです。
外構などに必要なコストをうまくカットできれば、鉄骨プレハブ工法の住宅を2500万円前後で手に入れることができるかもしれません。
もちろん、基本的な構造やそれぞれの部材、住宅設備の品質も非常に高いことから、後のメンテナンスなどのコストの面でもかなり有利と言えるでしょう。
工法
パナホームの住宅で採用されているのは鉄骨プレハブ工法です。
この工法の最大のメリットは、工場生産ならではの精度の高さでしょう。
ユニットを工場で生産し、現地で組み立てる形になりますので、低コストでありながら非常に高い精度を実現することができます。
この精度は、機密性・断熱性・遮音性の高さにも繋がります。
逆にこの工法のデメリットはメンテナンスやリフォームが難しくなってしまうケースがあるという点です。
在来工法であれば、リフォームによって大幅にレイアウトの変更をすることもできますが、このプレハブ工法の場合はその自由度は低くなってしまいます。
また本来であればプレハブ工法はそもそもの部屋のレイアウトの自由度が低いという点もデメリットの一つと挙げられます。
ですが、パナホームの場合は独自の技術によって、このデメリットが解消されています。
なので、従来の鉄骨プレハブ構造に満足できていないという方にもパナホームはおすすめです。
耐用年数
一般的な鉄骨プレハブ工法の法定耐用年数は27年となっています。
ですが、これは税制上の耐用年数ですので、それ以上の期間暮らし続けることができるでしょう。
具体的にはメンテナンス次第では30~50年は問題なく暮らし続けられることでしょう。
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